www.cunshang.net收集整理 最终更新日:2004年7月19日

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●《村上春树の世界》神戸を歩く

  初版02/04/27
  
二版03/01/26 阪急六甲駅前のマックの场所を更新
  三版04/07/19 ハッピー食堂の写真を追加 
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 今回は村上春树が高校生时代を过ごした阪急芦屋川駅から神戸市内を歩いてみたいと思います。今回で村上春树の故郷、”西宫から神戸を歩く”の最后回となります。

 吉本ばななの「B级BANANA」を読んでいたら、村上春树のことが书かれていました。吉本ばななへ「古今东西の人物をかき集めて、人気の出そうな野球チームを作って下さい。强くなくても大丈夫」という质问をしているのですが、吉本ばななが回答した野球チームは「监督:纟井重里、投手:三上博史、捕手:石原良纯、一塁:王贞治、二塁:ドカベンの殿马、三塁:长岛茂雄、游撃:ダニエル・デイ・ルイス、右翼:真田広之、中坚:村上春树、左翼:水原勇気、DH:サエキけんぞう、伝令:吉田栄作」となっていました。吉本ばななの好きなタイプを集めた言いようの无い……チームですね、村上春树は足が速いから中坚なのでしょうか、マラソン选手は决して短距离は速くありません。また村上春树のことを、住所は「実は日本」、职业は「同业」、年齢は「もうすぐナイスミドル」、趣味は「はしる」、癖は「仕事」と书いています。この二人はどういう关系なのでしょうか!

【阪神间の地図】←クリックすると地図がでます。

haruki-kobe15w.jpg兵库県立神戸高等学校>
 村上春树が通った高校が兵库県立神戸高等学校です。昔でいうと一中なので兵库県下の公立ではトップということになります。この神戸高校については村上春树の小说やエッセイのなかでたびたび登场します。ここでは「国境の南、太阳の西」で登场する神戸高校を绍介したいと思います。「彼女は仆を放课后に学校の屋上に呼んだ。「ねえ、ハジメくん、あなたコンドームを西田くんからもらったんだって?」と彼女は言った。彼女は(コンドーム)という言叶をひどく言いにくそうに発音した。彼女が(コンドーム)と言うと、それはなんだかひどい疫病をもたらす不道徳な征菌のように闻こえた。………仆らは屋上の隅にある小さな石のベンチに并んで腰を下ろしていた。今にも雨が降りだしそうな天気だったから、屋上には仆らの他には谁もいなかった。あたりは本当にしんとしていた。屋上がそんなに静かに感じられたのは初めてだった。学校は山の上にあって、その屋上からは町と海とが一望のもとに见渡せた。仆らは一度放送部の部屋から古いレコードを十枚ばかりくすねてきて、それを屋上からフリスビーみたいに飞ばしたことがあった。」とあります。

左上の写真が神戸高校の正门です。神戸は山と海に挟まれた狭い地域のなかにある町で、海に近いところ以外は全て坂道です。特に神戸高校は六甲山の山懐にあり坂を上り诘めた先にあります、景色は絶景なんです。

和  暦

西暦

年    表

年齢

村上春树、神戸を歩く

作  品

昭和39年 1964 东京オリンピック 15 4月 兵库県立神戸高校入学  
昭和43年 1968   19 4月 一浪して早稲田大学第一文学部演剧科入学  

haruki-kobe11w.jpg<ハッピー食堂迹> 04/07/19追加
 村上春树は「辺境・近境」の写真集で登场する食堂です。「神戸市东滩区本山北町 ハッピー食堂には残念ながらまだ入ったことがない」、写真集なのでこれしか书いていません。场所を探すのに苦労したのですが、写真集をよく见ると森北町四丁目8番と写っていました。

左の写真の右侧が「ハッピー食堂」です。正确にはハッピー食堂迹です。阪急神戸线のすぐ上で、甲南山手駅から5~6分でした。


haruki-kobe11w.jpgローソン>
 村上春树は「辺境・近境」で、二日目の阪急芦屋川駅から神戸に向かう途中で阪急冈本駅近くのローソンに立ち寄っています。「朝六时に起きて、ラッシュアワーの前に阪急电车で芦屋川駅に出る。そしてそこから、ささやかな徒歩旅行の続きにとりかかる。……となりの阪急冈本駅に着いたら、そこでどこでもいいから吃茶店に入ってモーニング・サービスの朝食でも食べようと思う。考えてみれば朝から何も食べていないのだ。でも実际には、朝から开いている吃茶店なんてどこにも见あたらなかった。そうだ、ここはそういう种类の町ではないのだ。しかたなく国道沿いのローソンでカロリーメイトを买い、公园のベンチに座ってひとり黙々とそれを食べる。そして缶入りのコーヒーを饮む。これまでの道のりで目にしたものごとについてのメモを取る。それから一服して、ポケットに入れてきたヘミングウェイの『目はまた升る』の続きを何ページか読む。」と书いています。ここで书かれているローソンは国道沿い(国道二号线のことか)となっていますが、国道沿いにはローソンはなく、山手干线沿いにある「ローソン本山北店」と思われます。冈本駅から5分くらいのところです(20年もたったら「村上春树立ち寄りのお店」という记念碑が建ったりして!!)。 

左上の写真が「ローソン本山北店」。住所は兵库県神戸市东滩区本山北町3-121-3ですので近くに行かれたときは写真でもどうですか、将来有名な场所になるかも?


haruki-kobe13w.jpg阪急六甲駅>
 村上春树は冈本のローソンでカロリーメイトを食べてからもモーニング・サービスを探し続けています。「その次の御影駅にも、残念ながらモーニング・サービスは存在しなかった。仆は温かい浓いコーヒーと、バターを涂った厚切りのトーストを深く梦见ながら阪急电车の线路に沿って黙々と歩き続け、………おそらく。阪急六甲駅前で、ささやかに妥协をしてマクドナルドに入り、エッグマフィン・セット(三百六十円)を注文し、深い海鸣りのような饥えをようやく満たし、三十分の休憩をとる。时计は九时を指している。朝の九时にマクドナルドに入っていると、自分が巨大な(マクドナルド的な)仮想现実の一部に组み込まれたみたいに感じられる。あるいは集合的无意识の一部になつたみたいに。でも実际に仆を囲んでいるのは、あくまで个别的な现実である。考えるまでもなく。个别性が、良くも悪くも、一时的に行き场を见失っているだけのことなのだ。」なにか、マグドナルドに入る理由をいろいろ考えているようです(村上春树がマックでは…‥なのかな!!)。现在のマクドナルドは阪急六甲駅构内の改札口の右横にあります。当时のマクドナルドの场所については「B.F.と踊れ」さんからメールを顶きました。ありがとうございました。右の写真の左侧のビル(屋上に”みなと银行”と中程に”宇山眼科”の广告牌のあるビルです)の地下にあったそうです。村上春树の书いている”阪急六甲駅前”が正しそうです。

右上の写真は阪急六甲駅から山侧を写したものです。坂道がすごいのがわかると思います。神戸高校行きのバスは左のところから出て、正面の坂を上がっていきます。

haruki-kobe17w.jpg神戸高校前>
 村上春树は神戸高校までバスで通っていたようです。「せっかくここまで来たのだからと思い、额にうっすらと汗をかきながら急な坂道を上って、昔通った高校まで歩いてみる。いつもは満员バスに乗って通っていた道を、ゆっくりと自分の足で歩く。山の斜面を平らにしてつくられた広いグラウンドでは、女子生徒が体育の授业でハンドボールをやっている。あたりはいやにしんと静まり返っていて、彼女たちの発するときおりのかけ声のほかには、物音はほとんど闻こえない。あまりにも静かなので、何かの加减で间违えた空间のレベルに入り込んでしまったみたいな気がするほどだ。どうしてこんなにも静かなのだろう?遥か眼下に钝色に光る神戸港を见おろしながら、远い昔のこだまが闻こえないものかと、耳をじっと澄ませてみる。でも何も仆の耳 には届かない。ポール・サイモンの古い歌の歌词を借りれば、そこにはただ沈黙の响きが闻こえる だけだ。まあ、しかたない。なにしろすべては三十年以上も前の话なのだから。」とあります。私が神戸高校を访ねたときは、ラクビー部がグラ ンドで练习をしていました。地震の影响でしょうか、校舎も正面入口部分をのぞいて建て直されていました。

左上の写真が神戸高校前のバス停留所です。村上春树が通った芦屋西蔵町から神戸高校までの通学路を考えてみました。「いつも満员バスにのって通っていた」と书かれていますので、阪急六甲駅から神戸高校まではバス通学です。そうすると芦屋川駅から阪急六甲駅までは电车通学、芦屋川駅から西蔵町まではバスということになります。ほとんど歩かない、かなり赘沢な通学路だったようです。普通は阪急王子公园駅から歩いていた学生が多かった様に思います(私も、高校时代に何回か 访ねたことがありますが、王子公园から坂道を歩いていました)。

haruki-kobe21w.jpgピノッキオ>
 村上春树の「辺境・近境」では最后に神戸市内で食事をしています。「ようやく三宫の街に戻り着く。………散歩がてら山の手の小さなレストランまで歩く。ひとりでカウンターに座ってシーフード・ピザを注文し、生ビールを饮む。一人の客は仆しかいない。気のせいかもしれないが、その店に入っている仆以外の人々はみんなとても幸福そうに见える。恋人たちはいかにも仲が良さそうだし、グループでやってきた男女は大きな声で楽しそうに笑っている。たまにそういう日がある。运ばれてきたシーフード・ピザには「あなたの召し上がるピザは、当店の958,816枚目のピザです」という小さな纸片がついている。その数字の意味がしばらくのあいだうまく呑み込めない。958,816? 仆はそこにいったいどのようなメッセージを読みとるべきなのだろう? そういえばガールフレンドと何度かこの店に来て、同じように冷たいビールを饮み、番号のついた焼きたてのピザを食べた。仆らは将来についていろんなことを话した。そこで口にされたすべての予测は、どれもこれも见事に外れてしまったけれど……。でもそれは大昔の话だ。……」。私も同じようにビールを饮み、小さな纸片がついたビザを食べてきました。このお店は神戸では结构有名なお店で、私も昔から何度もいった记忆があります。今回食べたピザには1,051,514枚目と书かれていました。つまり、村上春树が食べてから92,698枚目に私が食べたことになります。
 
右上の写真が小さな纸片がついたビザです。このお店は山手通りにある「ピノッキオ」といい、なかなか感じのよいお店です。

神戸时代の村上春树について、わからない事が几つかあります。大学へは一浪しています。両亲の希望で国立大学ということで、浪人したようですので、受験した学校が知りたいです。またその时の予备校は何处に通ったのか。特にその时代の友人やガールフレンドのことがもう少しわかれば、今の村上春树が分かる様な気がします。高校时代の友人が村上春树について语ってくれれば全て解决なのですか、もう少し时间がかかるかな!

この后、村上春树は东京へ旅立ちます。


兵库県神戸市东滩区付近地図
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兵库県神戸市三宫付近地図


【お店の住所】
・ピノッキオ:兵库県神戸市中央区中山手通2-3-1 电话:078-331-3330

【参考文献】
・风の歌を聴け:村上春树、讲谈社文库
・1973年のピンボール:村上春树、讲谈社文库
・羊をめぐる冒険(上、下):村上春树、讲谈社文库
・世界の终わりとハードボイルド・ワンダーランド(上、下):村上春树、新潮文库
・ダンス・ダンス・ダンス:村上春树、讲谈社文库
・ノルウェイの森(上、下):村上春树、讲谈社文库
・さらば国分寺书店のオババ:椎名诚、新潮文库
・村上朝日堂:村上春树、新潮文库
・村上朝日堂の逆袭:村上春树、新潮文库
・村上朝日堂はいかにして锻えられたか:村上春树、新潮文库
・村上朝日堂ジャーナル うずまき猫のみつけかた:村上春树、新潮文库
・村上朝日堂 はいほー!:村上春树、新潮文库
・辺境・近境:村上春树、新潮文库
・梦のサーフシティー(CD-ROM版):村上春树、朝日新闻
・スメルジャコフ対织田信长家臣団(CD-ROM版):村上春树、朝日新闻
・村上春树スタディーズ(01-05):栗坪良树、拓植光彦、若草书房
・イエローページ 村上春树:加藤典洋、荒地出版
・イアン・ブマルの日本探访:イアン・ブルマ(石井信平訳)、TBSブリタニカ
・村上春树の世界(东京偏1968-1997):ゼスト
・村上春树を歩く:浦澄彬、彩流社
・村上春树と日本の「记忆」:井上义夫、新潮社
・象が平原に还った日:久居つばき、新潮社
・ねじまき鸟の探し方:久居つばき、太田出版
・ノンフィクションと华丽な虚伪:久居つばき、マガジンハウス
・ユリイカ 総特集 村上春树を読む:青土社
・B级BANANA:吉本ばなな、角川文库